「五・七・五」の頭の五文字(冠題)を交代で出し合って、毎日、一句の交流です。
当ブログは、「文字サイズ中」で編集しています。レイアウトが崩れますが、「文字サイズ大」にしていただくと、
目にやさしいです。
五月二十二日(金曜日)
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乗り継いで 洗濯板の似合う村 みどり
降り立った駅は小さな小さな無人駅で、線路脇の道は深い草に覆われ、まっすぐ伸びた道の
向こうに人家が見えた。赤いトタン屋根だったような。なぜか、洗濯板で洗った洗濯物がロープ
に干されて風に揺れているような気がした。
○
乗り継いで 見失わずに目的地 けいこ
みどりママ、とにかくけいこが一人前の職人になれるようお祈りください!
明日の冠頭は「
がむしゃらに」 でお願い致します。
連載『ヴィマラキールティの教え』(270)
第11章4節 (その1)
(4) そのとき、集まっていたすべての者たちは考えました。「私たちはかの妙喜世界と阿閦如来とその菩薩たちと大声聞たちとを[自分の眼で]見てみたいものだ」と。
そのとき世尊は、集まっているすべての者たちが心に考えていることを見通して、リッチャヴィのヴィマラキールティにこう言いました。「良家の子よ、ここに集まっている者たちに、妙喜世界と阿閦如来とを見せてあげなさい。ここに集まっている者たちは見たいと望んでいるから」 と。
(<現代語で読む『梵文・維摩経』> 来週月曜日につづく)