「五・七・五」の頭の五文字(冠題)を交代で出し合って、毎日、一句の交流です。
五月二日(
土曜日)
○
五月晴れ 逝きし子 鯉の背に笑う みどり
晴れわたった空に大きな鯉が泳いでいます。緋鯉に真鯉に吹流し、色鮮やかで、見ていると
元気になります。なぜか、小さな子どもたちが大勢鯉にまたがって笑いさざめいているような
気がしてなりません。
○
五月晴れ 天気良ければ それでよし けいこ
探していただいた本、自宅に送ってください。休みはあるのかなぁ?
明日の冠頭は「
前向きに」 でお願い致します。
太田姫稲荷神社
御茶ノ水の旧ニコライ学院の脇の坂道を下って、靖国通りに突き当たる少し手前右手に小さな神社があります。太田道灌創建の太田姫稲荷(おおたひめいなり)神社です。その昔は、湯島聖堂のあたりに現在の秋葉原にまで至るほどの広大な敷地をもっていたらしいですが、鉄道建設の際、代替地として与えられたのが、現在の小さな一角です。そのためか、いろんなものが押し込められている不思議な神社です。
お社の脇に「
道灌の供養塔」 が半分毀れて立っていますが、訪れる人はほとんどいません。社務所に当たる建物もかなり老朽化が進んでいて危険な様子でした。境内の周りに植えられた道灌ゆかりの山吹も花が終わって、さびしい感じでした。