「五・七・五」の頭の五文字(冠題)を交代で出し合って、毎日、一句の交流です。
三月二十三日(月曜日)
○
草萌える きれいなとこだと 母の声 みどり
母がいなくなってから、何度か声を聞いた。一度は去年の
今頃、草萌える明るい日差しのなかで、「いやぁ~、きれい
なんだわぁ! ほんと、きれいなとこだわぁ!」 と北海道弁
で教えてくれた。あの世はきれいなところらしい。
○
草萌える 春の到来 歓喜して けいこ
実は20日から研修が始まっています。ヘトヘトです。
明日の冠頭は「
がむしゃらに」 でお願い致します。
連載 『ヴィマラキールティの教え』(230)
第10章3節
[3] そこで、世尊は長老シャーリプトラ(舎利弗)に仰せになりました。
「舎利弗よ、おまえはこれら勝れた菩薩たちの神通を見ただろうな。」
舎利弗がお答えしました。「世尊よ、拝見しました。」
世尊が仰せになりました。「そのとき、おまえはどのような思いがしたかね。」
舎利弗がお答えしました。「世尊よ、そのとき、不可思議という思いがいたしました。考えることも、推し量ることも、数えることもできないような、そのような不可思議なはたらきを見た思いがいたします」 と。
(<現代語で読む『梵文・維摩経』> 明日につづく)
この一週間も、走りつかれず、歩みて倦(う)まず、日々、元気で歩いていけますように...!