「五・七・五」の頭の五文字(冠題)を交代で出し合って、毎日、一句の交流です。
一月十四日(水曜日)
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小正月 もう働くな 女たち みどり
冬支度、年末年始のさまざまな行事、女たちは働き通しでした。「15日は小豆を煮て甘い
お汁粉でも食べて一休みしてください」 というのが小正月だと聞いて育ちました。いまや、
女たちの暮らしはすっかり変わりましたが、お汁粉だけは継承している私です。
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小正月 もうすぐそこに 春がいる けいこ
元旦から、もう二週間も経ってしまったのかぁ~~。早いなぁ~~~ (^^;。
明日の冠頭は「
ど真ん中」 でお願い致します。
雲ひとつない青空
今日、関東地方は風もなく穏やかない一日でした。皆さまの地方はいかがでしたか?
青い空を背景に下総中山・法華経寺の五重塔は優美な姿を見せています(写真は1月2日撮影)。
この塔は、元和8年(1622)、同寺の18世 正教院日慈上人代 本阿弥光室の本願によって、加賀(石川県)前田公の寄進によって建立されたもので、三間四面銅板葺で国の重要文化財に指定されています。
連載『ヴィマラキールティの教え』(182)
第8章2~3節
(2) シュリーグプタ(吉祥な秘密;勝密)菩薩は言いました。
「我(われ)と我(わ)がものという、それが二です。我に帰属させることがないとしたら、我がものということもありません。[我に]帰属させることのないことが、不二[の法門]に入ることです。」
(3) シュリークータ(吉祥の峰;勝峰)菩薩は言いました。
「不浄と浄ということ、それが二です。不浄を完全に知るならば、浄について分けて考えることもありません。あらゆる分別を根絶し、[浄・不浄の]同一性に達する道、それが不二[の法門]に入ることです。」
(<現代語で読む『梵文・維摩経』> 明日につづく)