「五・七・五」の頭の五文字(冠題)を交代で出し合って、毎日、一句の交流です。
一月十日(
土曜日)
○
妙香は 母さん着ていた 割烹着 みどり
母がいつも「ぼろ隠し」 とか言って着ていた割烹着を愛用しています。なんとなく母の香りが
するのです。割烹着は暖かいし、働く気持ちになるし、いいですね。
○
妙香は もぐさの香り 人癒やす けいこ
な~んて言えるようになったらいいなあ。今日は模擬試験、ママの送ってくれた「湯島聖堂
学業成就鉛筆」 もって行ってきま~す。ママパワー、よろしくお願いします。
明日の冠頭は、「
やわらかく」 でお願い致します。
木はいつも ...
木はいつも静かだ。
木は静かに枯れていく。
木だった頃は、人に涼を与え、
薪になり炭になれば、人に暖を与え、
灰になった後は土に戻り、木に養分を与える。
木、薪、炭、灰、それぞれに場がある。
生死にこだわらず、その時々に応じて生きる。
木はいつも静かだ。
枯れた木の根元に、もう新しいいのちが生まれている。

(写真は池袋・護国寺裏 「儒者の墓」で:
October 12, 2008, by Midori)