「五・七・五」の頭の五文字(冠題)を交代で出し合って、毎日、一句の交流です。
八月二十日(水曜日)
○
お腹から カラダ全身 力だす けいこ
走っているわりには、お腹がぷよぷよな私、なんとかしたいなあ。
○
お腹から パックンって赤ちゃん 生まれるよ みどり
むかしの子どもはみんなそう思っていましたね。今は、お母さんのお腹の中のゴマ粒くらいの
ときから、「成長記録写真」が残される時代です。明日の一句は「
月明かり」 でお願いします。
連載『ヴィマラキールティの教え』(95)
第3章57節(その1)
(57) [覚り(菩提)の座とは] 11)すべての人々に対して平等な心であるから、それは
慈の座であり、12)あらゆる迫害に耐えるから、
悲の座であり、13)法の喜びに喜悦し願うから、
喜の座であり、14)愛着と憎しみとが断たれているから、
捨の座です。
(<現代語で読む『梵文・維摩経』> 明日につづく)
*ここに出てきた 「慈・悲・喜・捨」 は 「四無量心(しむりょうしん)」といわれる四つの徳目で、「みんなの幸せを願う計り知れない心」 として仏教ではとても大事にされています。
慈(maitri)とは「生きとし生けるものに楽を与えること」、
悲(karuna)とは「苦を抜くこと」、
喜(mudita)とは「他者の楽を妬まず、ともに喜ぶこと」、
捨とは「好き嫌いに
よって差別しないこと」 をいいます。