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「五・七・五」の頭の五文字(冠題)を交代で出し合って、毎日、一句の交流です。
八月五日(火曜日) ○夕空に あの歌響く 夏がくる みどり 高校生の私たちがよく歌った歌、「原爆の歌」。毎年、今頃になると頭の中に響きます。 ○夕空に 明日はやるぞと誓いたて けいこ な~んでも暑さのせいにしてだらけている私です。 明日の冠頭は「積み重ね」 でお願い致します。 八月六日(水曜日) ○積み重ね 過去より今を 積んでいく けいこ なかなか結果が出なくて、ため息交じりの私です。 ○積み重ね 「冠句交信」 もう四年 みどり 毎日毎日、休みなく、もう少しで丸四年になります。持続力では人後に落ちないけいこの走り に押されて、続けられたのだと思います。積み重ねた先には、そのときにしか味わえない特別 な味があると思う。日を重ねるのが楽しみであり、感謝です。 八月七日(木曜日) ○障害も 疎まず肥やしと 生かす人 みどり そういう人には障害という概念がなく、障害という言葉も存在しないのでしょうね。 ○障害も スパイスにして 味深く けいこ な~んて、弱い私にはできないのですが、危機を最大のチャンスにできるような人間になり たいです。明日の冠題は「気にせずに」 でお願い致します。 八月八日(金曜日) ○気にせずに 過ぎてしまえば 過去になる けいこ 「どんなに失敗しても、過ぎてしまえば過去のこと」って開き直れればいいのですが、どうして もウジウジしてしまいます。月曜日まで旅に出ます。 ○気にせずに がんばれ 母さんもう一歩 みどり 「昨日できたことがどうして...なんて嘆いてる暇ないよ。さぁ、今日からまた一歩一歩がんばろ うね」と、病からの再出発で、ほとんど元通りに歩けるようになっていた八十五歳の母でした。 その頑張り精神、一生懸命精神を受け継いでいきたいと願う私です。 八月九日(土曜日) ○旅の空 雨には雨の 楽しみあり みどり 雨宿りが縁で結ばれた二人がいます。電車の席で向かい合い結ばれた二人がいます。旅の 空の下では、思いもかけないことが起こったりするのです。青年よ、旅に出よ! ○旅の空 雨が降っても 晴れている けいこ 「外は嵐だろうが心はいつも晴天」でありたいです。 明日の冠題は「山を越え」 でお願い致します。 八月十日(日曜日) ○山を越え すべて自然に委ねよう けいこ 自分ではどうにもできないことをなんとかしようとして行き詰まることがたくさんあります。 「あるがまま」 って難しいです。 ○山を越え 寒山拾得 風や佳し みどり 寒山と拾得は中国・唐代の伝説的な僧。寒山は巌窟に住んで詩を書き、拾得は寺の掃除や 賄いをしたとか。俗世を離れて山の寺に住み、終生子どもの心を失わなかったそうです。 6日分の駄句交信にお付き合いいただき、ありがとうございました。
by vimalakirti
| 2008-08-10 20:29
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