「五・七・五」の頭の五文字(冠題)を交代で出し合って、毎日、一句の交流です。
七月二十九日(火曜日)
○
夢を追い 納得いくまで しがみつく けいこ
山梨に行ってよかったです。今日から頑張ろう!
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夢を追い さ迷う旅人 手なずけて みどり
誰の心にも「夢追い人」 は住んでいるのだけれど、それをそっと手なずけて、穏やかな日常
生活が送れているのかもしれない。明日は「
セミの殻」 で一句、お願いします。
美しい日没
昨日、夕焼けがとてもきれいで、しばらく見入ってしまいました。光りの橋が西の空にかかり、日が沈む真西の空には幾重にもオレンジ色の絨毯を敷き詰めたようでした。その絨毯はきれいに撮れなかったので、夕日を反照した上空の写真をご紹介します。
連載『ヴィマラキールティの教え』(83)
第3章46節
(46) 世尊よ、[維摩の言葉を聞いて] 私は世尊の近くで間違って聞いたのではないか、間違って理解したのではないかと、非常に恥ずかしくなりました。
すると、私に空中の声が聞えてきました。「アーナンダよ、かの居士が説いたことは正にそのとおりである。しかしまた、世尊は汚れ多いこの土に出現し、(病気になることや、乳を求めることなど)不利益で貧しい下劣な行為によって、衆生を導くのであるから、アーナンダよ、お前は乳を取って行きなさい。決して恥じることはない」と。
(<現代語で読む『梵文・維摩経』> 明日につづく)