「五・七・五」の頭の五文字(冠題)を交代で出し合って、毎日、一句の交流です。
四月二十九日(火曜日)
○
ほがらかに 母は魔術師 チチンプイ みどり
「痛いの痛いのとんでいけ~」という母の一言は実際、よく効きました。母親って、おまじないの
名人です。
○
ほがらかに 生きていくのは 難しい けいこ
いつも上がり下がりが激しい私、な~んにも大きな行動はしていないのに、心はいつも噴火
したり洪水が起きたりしております。明日の冠題は「お赤飯」 でお願いいたします。
赤いゼラニュウムをあなたに!
ヨーロッパの街並みには赤いゼラニウムがよく似合います(写真右)。窓辺に赤いゼラニウムを置いた家も多いですね。
中世ヨーロッパの人は「ゼラニウムには悪霊を家に寄せ付けない力がある」と信じ、家の周りにこの植物を植えていたようです。
私も赤いゼラニウムが大好きで、幾鉢か育てています。ほとんど手がかからず、挿し木で簡単に増やすことができます。
ゼラニウムの花ことばは「慰め」「真の友情」「愛情」「決意」「君ありて幸福」など、友情や愛情に関連のあるものが多いです。私の赤いゼラニウムを読者のみなさんに捧げます(写真左)。
連載『ヴィマラキールティの教え』(20)
第1章17節
そのとき、世尊は足の指でこの三千大千世界をトンと打たれました。
すると、その瞬間、この三千大千世界は無量百千の宝石でいっぱいになり、その無量百千の宝石で荘厳されたのです。
そして、この娑婆世界が、宝石で荘厳された如来の、無限の功徳の宝で荘厳されているかのように見えたのです。
そこにいたすべての人々は、なんと希有なことだろうと、自らが宝石の蓮華に坐しているように感じました。
(<現代語で読む『梵文・維摩経』> 明日につづく)