「五・七・五」の頭の五文字(冠題)を交代で出し合って、毎日、一句の交流です。
三月二十五日(火曜日)
○一本道 なのに度々 道迷う けいこ
「今度こそ、社会人になるぞ!」という目的の一本道を歩んでいるつもりの私ですが、なぜか
道に迷うのですよねぇ。いかんな!
○一本道 曲がっているよで ただ一筋 みどり
十人十色、百人百様といっても、どの人の道もみな同じゴールにたどり着きます。土に還る
道。その日まで、ひたすらに歩き続けていきたいと思います。明日は「新年度」 で一句、お願
いします。
一羽が二羽になり ...
恥ずかしくて言えなかったのですが、フーが行方不明になって私はその喪失感に耐えられず、普段なら考えられないことをしてしまいました。同じインコのヒナをペットショップで買ったのです。ただただ、フーの同属にそばにいてほしかったのです。「ハロピー」 と名づけ、「ピーちゃん、フーはどこへ行っちゃったんだろうねぇ...」 などと話しかけて気を紛らしていました。
幸運にもフーが舞い戻り、いま、わが家には二羽のインコがいます。二羽になってみると、それぞれの個性がくっきりと際立ち、網越しに睦みあったり、牽制し合ったり、とても賑やかで、なかなか面白いものです。
「神である主は仰せられた。『人が、一人でいるのはよくない。私は彼のために、彼にふさわしい助け手を造ろう』」(創世記 2-18)。人間は一人では生きられないように設計されているようです。他の動物も植物もみんな、一人では生きていけないようにできているのだと思います。