「五・七・五」の頭の五文字(冠題)を交代で出し合って、毎日、一句の交流です。
二月九日(
土曜日)
○冬の海 雪しんしんと 平らかなり みどり
天から降る雪は果てしなく、そのひとひら、ひとひらを静かに吸い込む海は限りなく大きい。
見つめていると、自分も空と海に吸い込まれそう。
○冬の海 気合いを入れて 泳ぎたい けいこ
またまた寒中水泳ネタ! どうしてもそんな風に強いカラダを手に入れたいなあ。明日の冠頭
は「求めずに」 でお願い致します。
海辺の隠れ家
私の故郷は海に囲まれていて、啄木が「砂に腹這い初恋の痛み」を思ったという砂山(現在は崩されたない)につづく大森浜は私の思い出の宝庫です。波が荒く、訪れる人も少ない砂浜は「哲学する少女」には絶好の場所でした。波は辛抱強い話し相手になってくれました。浜辺には無人の小屋などあって、そこは冬の隠れ家になりました。
ああ、ふるさとの海はありがたきかな。(今日の写真は「海の素材屋」さんからお借りしました。)