「五・七・五」の頭の五文字(冠題)を交代で出し合って、毎日、一句の交流です。
十二月七日(金曜日)
○駅の道 行き交う人を見る茶店(
さてん) みどり
着膨れた人が行き交う冬の街。衣を剥いだその下には「一本の葦」 にすぎない肉の体。
そして、そのまた下には、何が宿るのか? 私は、15世紀のインドの詩人カビールの想いに
惹かれます。死んだらおしまい、という人もいるけれど...。
○駅の道 気合いを入れる滑走路 けいこ
ぐうたらなけいこは家を出発してもなかなか気合が入らずダラダラしています。駅への道は
気持ちの切り替えの行程です。気持ちの切り替えをうまくしなくちゃ!
我が故郷の交通手段はもっぱら自動車で(私の場合は自転車)、駅を利用する機会は東京に
行く時くらいです。電車が主な交通手段だった東京時代が懐かしいです。
明日の冠頭は「ダラダラと」 でお願い致しますね。
hiding in this cage
By Kabir (15th Century)
hiding in this cage 目に見えるモノでできた
of visible matter この鳥カゴの中に隠れているのは
is the invisible 目には見えない
lifebird 生きた小鳥です
pay attention 彼女に
to her 心を寄せてください
she is singing 彼女は
your song あなたの歌を歌っています
from "Beloved May I Enter: Kabir Dohas and Other Poems", 英訳 by Sushil Rao / 日本語: みどり試訳
ちょっと、奥さん、聞きました?
お隣りのなむちゃんったら、ピンクのワンピースなんか着ちゃって、
けっこう、町でも評判らしいですよ。「どうせなら、サンタクロースの
衣装を着て歩いたら?」 「そうだ、そうだ! 背中に看板の一枚も
貼って歩けば、ちょっとしたアルバイトになるんじゃなぁい?!」
なぁんて、街角では噂になっているとかいないとか...。
寝てる間にこっそり写真撮らしてもらいました。
なむちゃん、隠し撮りしちゃって、ごめんよ (^ー^)。