「五・七・五」の頭の五文字(冠頭・冠題)を交代で出し合って、毎日、一句の交流です。
十月十八日(木曜日)
○一面の 花咲く庭や 車椅子 みどり
リハビリ病院の小さな中庭は、病院ボランティアの方々の手でいつも花がいっぱい。車椅子を
花の際(
きわ)まで進め、いつまでもいつまでもそこを離れない患者さんを見かけた。
○一面の 秋の原っぱ 爆走す けいこ
なむ王子は綱を外すと爆走するんですが、すぐ疲れるのか戻ってきます。最近、なむ王子の
ハマっている遊戯は「ボール遊び」だそうです。明日の冠頭は「いつの日か」でお願いします。
一緒にいると
心の中が
お花畑になるみたい。
あなたが
春を
つれてくるから。
(作者不詳)
(
写真はすべてHリハビリ病院の中庭 10月17日撮影)
華の香は
風にさからいては 行かず。
栴檀も多掲羅も末利迦も
また然り。
されど、
善き人のかおりは
風にさからいつつもゆく。
善き士(
ひと)の徳(
ちから)は
すべての方に薫る。
(『法句経』より)
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病院の中庭のキンモクセイの大樹