「五・七・五」の頭の五文字(冠頭・冠題)を交代で出し合って、毎日、一句の交流です。
十月六日(
土曜日)
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わが心 日向ぼこせん 草の原 みどり
ちまちまと息している心を広い草原(
くさはら)に引っ張り出して、二、三日、陽(
ひ)に当てたい。
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わが心 嵐がたまに 吹き荒れる けいこ
昨日はインドのドラマ、観たかったのですが、案の定、寝てしまいました。ブッダガヤ駐在の
T さん、どうしてるかなぁ。明日の冠頭は「腰かけて」でお願い致します!
秋のこころ 八木 重吉
水のおとが きこえる
水の音のあたりに胸をひたしてゆくと
ながされてゆくと
うつくしい世界がうっとりとあかるんでくる
*清涼な秋と水の音――詩人の連想は深いですね。道元禅師は、「春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえて 冷(
すず)しかりけり」と詠んでいらっしゃいます。その「秋は月」にちなんで、当ブログも衣替えをしてみました。いかがでしょう...?