2014年10月23日(木曜日)
平和 五・七・五 — 語り継がれるべき戦争体験
秋田県にかほ市で開かれた「
奥の細道全国俳句大会」の「小・中・高校生の部」で
最優秀の文部科学大臣賞に輝いた相沢樹来さん(17)の作品。
虹立つや戦争しない国が好き
戦時中、女子挺身隊に駆り出された曽祖母の話を聞き、「戦争に巻き込まれたら夢も実現できない」と、平和への思いを込めたと相沢さんは語っている。
「戦争なんていつあったの?」という若者も出始めた時代だから、相沢さんの曽祖母さんのように
戦争体験は語り伝えていかなければいけないのだと強く思います。
hisako-baabaさんは先週土曜日(10月18日)、西高島平駅前のユニークな会場で
戦争体験を語られました。(わたしは残念ながら伺えなかったのですが...)
はなてぼさんが「高島平というところへ初めて」という記事でレポートしてくださって
います。
少女だったhisako-baabaさんが
ヒロポンを飲んでガッシガッシと防空壕を掘った話、しかし防空壕に入った人は蒸し焼きになって命を落としたという話は忘れられません。
hisako-baabaさんの「
とにかく戦争中の、国の命令はバカな事ばっかりだった。言うこと聞いていたんじゃあ命は守れないのだった」という話から、
杉山千佐子さんのことを思い出しました。
戦争で顔をひどく負傷し片目を失った杉山さんのお姿をテレビで拝見したことがあります。彼女が戦後、一般民間人の保障を求めて政府に掛け合いに行ったとき、「
民間人は国と雇用関係がないから保障できない」と言われたそうです。
杉山千佐子さんのインタヴュー番組「
民間戦災者への補償を訴え続けて」が
11月10日まで、
NHK「ラジオ深夜便」でお聞きになれます。