2014年4月14日(月曜日)
春の月
また新しい週が始まりました。重い荷を負い、暗くなった家路を急ぎ、角を曲がった
道の奥に、満月前夜の丸いお月様が「おかえりなさい」とでも言うように現われました。
皆さん、明日は春満月です。
いいお月見ができるといいですね。
久しぶりに『歳時記』を開いてみました。
角川書店編『第三版 俳句歳時記』(春の部)には以下のような説明がありました。
「秋の月はさやけきを愛で、春の月は朧なるを賞づ」と昔からいわれているが、朧に限らず、澄んだ暖かい感じの春月にもまた春の月の趣きがある。
この「歳時記」に紹介されていた句からいくつか挙げてみます。
外にも出よ触るるばかりに春の月 中村汀女
春満月ざしきわらしも外に出でよ 菖蒲あや
紺絣春月重く出でしかな 飯田龍太
鎌倉に大きすぎたる春の月 星野麥丘人
あれから3年、被災地の方々はどんな春を迎えていらっしゃるでしょう。
特に小さな被災者のことを思うと胸が痛みます。月にも星にもただ祈るばかりです。
『チェルノブイリ・28年目の子どもたち』〜予告ビデオ〜
「たんぽぽ社 メルマガ」より転載:
チェルノブイリ原発事故から28年目のウクライナの取材を映像報告
『チェルノブイリ・28年目の子どもたち』が完成しました!
この映像報告は、原発事故から3年を経ても、子どもたちに対する対策がとられて
いない日本にとって、参考になる取組みや日々の暮らしをまとめたものです。
学校や医療機関でどのように健康診断を行い、保養につなげているのか。
また、子どもたちの健康状態はどうなっているのかつぶさに取材しました …