2014年4月11日(金曜日)
マムシグサの葉と花について
「マムシグサの葉は二枚だけ」ということを確かめたくて、7日にご紹介した
あのマムシグサをもう一度見に行きました。
すると、一枚の葉(といっても裂状葉なので何枚かあるように見えます)が
大きく伸びていて、もう一枚はその脇に小さく見えました。葉は二枚だけと
決まっているので、同時に二枚失う危険を避けるため、時間差をおいて
伸びるのでしょうか。だとしたら、すばらしい知恵です!
近くに、苞が寝ているマムシグサがありましたが、こちらも大きく伸びた葉の
根元に小さな葉が見えます。
近くにマムシグサの葉らしいものがちらりと見えたので、周りの枯れ枝を払って
みると、ふたり仲良く並んだマムシグサが出現! こちらもやはり大きく伸びて
いる葉は一本ずつで、もう一本の姿はまだ見えません。
花はどんなふうに咲くのでしょう?
気になって、苞が比較的開いている
ものの中をのぞいて見たのですが、
花らしいものは見当たらず、
なんとも不気味な膨らみが見えました。
そしてその先には細い糸のようなものが
ヒゲのように長〜く伸びていました。
見れば見るほど不思議がふくらむ
マムシグサです。
もうしばらく観察してみたいと思います。
春の歌(メンデルスゾーン)