2013年10月26日(土曜日)
「ふりをする」 ― 「プリテンド」
なぜか不図、「ふりをする」
という言葉が浮かびました。
「ふりをする」 というとやっぱり「羊の皮を着た狼」 を思い出します。
ちなみに、「人+羊=佯」 で
「いつわる」 と読み、「佯死」(ようし)は「死んだふりをすること」と辞書にあります。過度にやさしい人はオオカミかもしれない、ということでしょうか?!
「ふりをする」 の英語は
pretend でこちらからは、アメリカのナット・キング・コールの懐かしい歌「プリテンド♪」
が思い出されます。↓ のような意味の歌でしたね。
なにかつまらないことがあって憂鬱なときには、
幸せなふりをしてごらん。そんなにむずかしくないはず。
幸せなふりをしすれば、いつだって限りなく幸せでいられる。
忘れないで、誰でも夢を見ることができる。
そして、ものごとはいつも思ったほど悪くはないんだ。
わたしの真似をして、この歌を歌ってごらん。
Pretend by Nat King Cole (1957年)
「ふりをする」 といったら忘れられない人に、畏れ多くもわたしがハンドルネームに使わせて
もらっている
インドの哲人「ヴィマラキールティ」(汚れないことで有名な人)がいます。
この人は病気のふりをして、見舞いに人々を引き寄せて、いろいろ教えを説くのです。
なぜ、この人の名前をハンドルネームにしているか、秋の夜長の物語に近々お話しさせて
いただこうと思っています。お付き合いいただけたら幸いです。
明日は台風一過の晴天が望めそうです。
そろそろ紅葉が始まっているところもありそうですね。
皆さま、どうぞよい週末を!