2011年11月13日(日曜日)
不思議な建物
ちびっ子と私は年こそ60年余も離れているけれど、似ているところがいろいろあって、
その一つが「
冒険好き」 つまるところ 「
当てのないぶらぶら歩き」 です。
昨日も、陽気に誘われて当てもなくぶらぶら歩いていたら、「荒川六丁目」とかいう標識が
見える住宅地の路地に出ました。その路地を右に折れる小道に不思議な建物が見えました。
今はもう使われていないことは確かです。煙突から煙を出して何かを加工し、それを干したのか
と思われるような物干し台がありました。
穴の空いている窓があったので、ちびっ子を抱っこして、二人で中を覗いてみました。
いろいろなガラクタが雑然と、朽ち果てたように転がっていました。
周囲をぐるりと歩いて見ましたが、かつての看板のようなものも一切見当たらず、
皆目検討がつきませんでした。「
ここはきっと 《おばけのスーパーマーケット》だよ」 と
孫が言いました。最近お気に入りの絵本の題名です。確かに、夜になったら、「
毒リンゴ」や
「
カエルのへそ」や「
うそつきバナナ」を売っていそうな空間でした。