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2011年1月16日(日曜日)
『クレアモントホテル』 ― 観に行こうかな? 最近、神保町の岩波ホールで上映中の映画が気になっています。そのタイトルは 『クレアモントホテル』、原題はMrs. Palfrey at the Claremont(クレアモントのパルフリー夫人)。物語を岩波ホールのHPから要約してみると―― 英国ロンドンの街角に、あわただしい時代からとり残されたようなホテルがある。ホテルの名はクレアモント。長期滞在型のここには、人生の終着点に近づいた人たちが、引き寄せられるようにやってくる。サラ・パルフリーもその一人だった。最愛の夫アーサーに先立たれ、娘エリザベスから自立するためにやってきたのだ。 新聞広告を見てやってきたものの、想像とはかけ離れたホテルに、パルフリー夫人は落胆する。それでも夕食のためにドレスアップし、ダイニングルームに入ると、皆が無言のまま注目している。 次の日、朝食の席で、パルフリー夫人がロンドンに住む孫デズモンドのことを話すと、皆、俄然興味を示す。ここでは訪問客とかかってくる電話がいちばんの関心事なのである。早速パルフリー夫人は、デズモンドに電話をかけるが留守番電話になっていた。 誰も訪ねてこない言い訳も底をついたころ、外出先でパルフリー夫人はつまづいて転んでしまい、偶然それを目にした青年ルードヴィック・メイヤーに助けられる。小説家志望の彼は、孫と同じ26歳の青年だった。パルフリー夫人はお礼に彼をホテルでの夕食に招待した。ホテルに戻り、近く来客があることを話すと、皆はついに孫のデズモンドが訪ねてくると勘違いする。困った夫人がルードヴィックにそのことを話すと、彼はデスモンドのふりをしようと提案する。こうして、謎の孫デズモンドの初来訪がセッティングされた。 ホテルにやってきたハンサムなルードヴィックに、ホテルの住人は興味津々だ。一方、ルードヴィックはこの偶然の出会いが小説の題材になる予感を感じていた。 こうして夫人とルードヴィックは頻繁に会うようになり、お互いの孤独な生活の中で本音を語り合うようになる。ある日、ルードヴィックのフラットに招かれた夫人は、亡き夫アーサーとの日々を彼に語る。ふたりで観た映画 『逢引き』、ビューリーへの旅行、思い出の曲 「For all we know (フォー・オール・ウィ・ノウ)」...。夫人は幸せだった日々の思い出に包まれ、思わず涙してしまうのだが......。 Nat King Cole "For all we know" 追伸: お互いに分からないところがたくさんある二人が長い年月をかけて、理解しあい、わかりあい、お互いにとって「空気のような存在」になっていく夫婦... その「空気」がなくなってしまう... その空虚感に打ちのめされているミセス・パルフリー、そして、これからの人生をどう生きていくか、どんな結婚が待っているか未知数がいっぱいのルードヴィック... その老婦人と青年のあいだにどんな物語が展開するのか... やっぱり観にいこう!
by vimalakirti
| 2011-01-16 00:00
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