2010年10月19日(火曜日)
流山散策の入り口まで
先週末、流山電鉄に乗って、ぶらりと流山駅まで行きました。流山電鉄は2両編成のかわいらしい電車がJR馬橋から終点流山まで途中駅4つほど走る短い路線です。
行きはブルーの「流馬」(流山と馬橋の間を走るという意味での命名)、帰りは「なの花」(千葉の花、菜の花からの命名)に乗りました。
流山(ながれやま)は近藤勇が最後に陣営を敷き、最終的には自首した地。彼の最終目的地は会津でしたが、そこへ向かうのになるべく官軍の手薄な道を選び、分散した同志を集めて新部隊を編成するという目的に合致したのが流山であったようです。土方歳三は、自首した近藤勇と別れ、会津へ向かいました。流山駅前には「近藤勇・土方歳三 離別の地」という看板が出ていました。
NHKの大河ドラマ 『新選組!』 の放映後しばらくは観光客が訪れていたと聞きますが、いまはとても静かな町で、ニワトリの鳴き声が聞こえてくるようなのどかさがあります。
流山は歴史文化の史跡も多く、また近くを江戸川が流れていて、自然も楽しめます。わが家から近いこともあり、絶好の散歩コースです。今回は入り口までしか行けませんでしたが、近いうちに、川原の草紅葉を楽しみに、再訪してみたいと思います。
Chet Atkins & Jerry Reed "Old Man River" 黄葉がきれい