「五・七・五」の頭の五文字(冠題)を交代で出し合って、毎日、一句の交流です。
三月二日(月曜日)
○
年度末 不安と期待 入り混じり けいこ
不安と期待で イッパイ です!
○
年度末 異動の嵐や 福寿草 みどり
年度末の慌しさのなかにあっては、足元に咲く野の花に目をとめる余裕が必要ではない
でしょうか。明日は「
寄り添って」 で一句、お願いします。
灯台もと暗し
千葉都民のように暮らしていて、
ゆっくりと近所を歩くことはほとん
どありません。
数日前、春の陽気に誘われて、
今まで通ったことのない道をぶら
ぶら歩いていたら、突然、梅園!
が開けて驚きました。
実際は小さな空き地に過ぎない
のだけれど、辺り一面に馥郁たる
香りがただよっていて、小さいな
がら「桃源郷」 のようでした。
連載 『ヴィマラキールティの教え』(215)
第9章9節
[9] そのとき、[維摩に遣わされた]かの化身菩薩は、いただいたその食べ物を手にして、[サハー世界へ行こうとの思いを起した]それら九万人の菩薩たちと共に、仏の威神力と維摩の加持力(サポート)によって、まさに一念のうちに、最上香台如来の一切妙香世界から消え去り、リッチャヴィの
維摩の家に戻った。
(<現代語で読む『梵文・維摩経』> 明日につづく)