「五・七・五」の頭の五文字(冠題)を交代で出し合って、毎日、一句の交流です。
一月十二日(月曜日)
○
成人の 夢二つ三つ 梅開く みどり
あちこちで梅祭りが開かれています。馥郁たる香り... 吸った息を吐くのが惜しい。
○
成人の 定義は無いよ 私には けいこ
30過ぎても未熟な私。ホントこのままじゃまずいなぁ。明日は、「
噛みしめて」 で一句!
私の成人式 ― みどりの場合
私が最初の成人式を迎えたとき(その後2回、成人式を体験!)、親が用意してくれた振り袖を着て、お世話になったおばさんのところに挨拶に行った。成人式には出なかった。
それから2年後、大学を卒業したての22歳の私は、函館遺愛女子高等学校に職を得た。緊張と喜びで参列した着任式、それが私の「成人式」だった。
桜がよく似合う校舎 ― その美しいたたずまいは今も変わらない。
<お知らせ> 180回で冬休みに入っていた「現代語訳維摩経」 の連載を明日から再開します。
また、よろしくお願いいたします。