「五・七・五」の頭の五文字(冠題)を交代で出し合って、毎日、一句の交流です。
十二月二十五日(木曜日)
○
星光る 光一筋 永遠(
とわ)の糸 みどり
光る星をぼやっと眺めていると、星からの光が私の胸まで真っ直ぐに届く瞬間があります。
星と私がつながっている、と思える一瞬です。
○
星光る 寒い夜ほど 輝いて けいこ
冬至が過ぎこれからどんどん日が長くなると思うと気持ちが明るくなります。
明日の冠頭は 「
イヴのあと」 でお願い致します。
聖夜に聖フランチェスコ
道端の草や木々や小鳥たちとも話し、子どもたちとも仲良しだった
アッシジの聖フランチェスコ。
この聖人の半生を描いた映画 『
ブラザー・サン シスター・ムーン』
(
Brother Sun Sister Moon, 1973年)を見たのはいつのことだったか。
クリスマスにはサンタさんと並んで忘れられない人である。
The Prayer Before the Crucifix
By Francis of Assisi
(1181 - 1226)
Most high,
glorious God,
let your light fill the shadows of my heart
and grant me, Lord,
true faith,
certain hope,
perfect love,
awareness and knowing,
that I may fulfill Your holy will.
連載『ヴィマラキールティの教え』(178)
第7章4節
(4) そのとき、長老マハーカーシャパ(大迦葉)は文殊を称賛して言いました。
「すばらしい、すばらしい、文殊さん、よくぞおっしゃいました。それこそ真実です。確かに諸々の煩悩が如来の種性です。
我々のような者(仏の近くで教を聞いた弟子たち)が、どうして今ここで菩提心を発すことができるでしょう。五無間地獄に落ちた者こそ、菩提心を発すことができ、仏法を得ることができるのです。私のような声聞の弟子には、[その菩提心を発すことが]できません。
(<現代語で読む『梵文・維摩経』> 明日につづく)