「五・七・五」の頭の五文字(冠題)を交代で出し合って、毎日、一句の交流です。
十二月八日(月曜日)
○
加減して 今日の私と 付き合おう けいこ
たまに暴走してしまう私 ―。「敵は本能寺にあり」 ではなく「敵は己の中にあり」 って感じ
すねぇ。
○
加減して 塩ぱらぱらと いい加減 みどり
老母のレシピはすべて 「大体に」 と 「適当に」 で出来ていました。それがちょうど 「いい加減」
で美味しかったです。明日は、「
遠くまで」 で一句、お願いします。
新しい一週間の始まり
今週はどんな計画をお持ちでしょうか。
みなさん、それぞれにご多用のことでしょうね。
みなさんの周りに穏やかな風が吹いていますように。
充実したよい一週間でありますように。
連載『ヴィマラキールティの教え』(165)
第5章14節
(14) このように、不可思議解脱に達した菩薩は、一仏国土の中にあらゆる仏国土の功徳の荘厳を現わし出します。
また、一切の衆生を右の掌に載せて、「心迅速」という神通力によって歩み、すべての仏国土において、そのように歩むのですが、それでも、どの仏国土からも、一歩も動いていないのです。
また、十方におけるあらん限りの諸仏・世尊に対して供養がなされるのですが、それらはすべては、なんとただ一つの毛孔の中に現われ出るのです。そして、その十方における月や日や星座なども、すべてがただ一つの毛孔の中に現われ出るのです。
また、あらん限りの十方における風輪が吹き荒れたとして、そのすべてを口の中に吸い込んでも、その肉体は損なわれることがありません。更に、その仏国土にある草や樹木も、一本として倒れることがないのです。
(<現代語で読む『梵文・維摩経』> 明日につづく)