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「五・七・五」の頭の五文字(冠題)を交代で出し合って、毎日、一句の交流です。
七月二十六日(土曜日) ○風鈴を 下げて偲ばる 南部道 みどり この風鈴は、若い頃、東北を旅していて、盛岡の町外れの鋳物やさんで買った。北上川の辺 (ほとり)を風に吹かれてぶらぶら歩いたなぁ。疲れるってどういうことか分からなかったなぁ。 ○風鈴を 風に揺らせて 夏を聴く けいこ 暑くてボーっとして自転車でこけちゃって、肘を擦りむいてしまいました。 明日の冠頭は「夏祭り」 でお願い致します。 なかなか開かない蓮の花 22日に蕾の写真をご紹介したキャンパスの蓮の蕾。一昨日、楽しみに行ってみたところ、まだ堅い蕾のままでした(写真右)。 蓮は「蕾から開花までどのくらいの時間を要し、開花期間はどのくらいなのか」 気になって調べてみたところ、以下のように、『理学博士大賀一郎科学論文選集』 の大賀一郎 「蓮の開花に関する研究」(1979、P.555-561)からの引用を掲載しているサイト(大賀ハスの今 2008)を見つけました。有難く読ませていただき、キャンパスの蓮の花が開くのはもう少し先のようだと分かりました。 1) 花蕾が水面にあらわれてから後(大蓮では長3.5糎、幅2.0糎),約1ヶ月にして開花の大きさとなる(注:大賀ハスは約20日ほどといわれている)。この開花直前の蕾の大きさは、大蓮では長径10~11糎、中蓮は長径7糎内外、小蓮では5糎内外。 2) 開花したばかりの花の花弁の形は外部のものほど小さく、外より順次に第15、16番目の弁までは大さを増し、これより内部ではまた少しづつ小さくなっている(花弁の全数は24が普通、蕾はその花弁が外方より順次に生長して、次第に頂端にあらわれるにつれて大きくなる。蕾の生長とは、外側より順次に1枚1枚の花弁が生長出現する。その花弁の生長の最後の4日間が開花となる。 3) …蓮の開花期間は、4日であり、満開というのは午前6時乃至8時の間である。そしてその花は毎日開閉して4日目に散る。また、この開花期間中の大蓮の蕾の長径は日々約1糎づつ生長する。 4) 開花第1日には、外弁の動きは午前3時頃より始まり、午前4時頃より開き初め、満開時には口径約1糎位で、午前9時頃には再び蕾となる。 開花というのは、花中の雄蕊が外より見ゆる瞬間をいう。 5) 開花第2日目には、外弁の動きは午前1、2時頃から始まり、開花は午前3時半以降であり、そして早朝の満開後午前10時ー12時頃には再び蕾となる。雌蕊の柱頭には蜜が分泌し、光沢あり、黄色。 6) 開花第3日目には、外弁の動きは夜半0時頃より始まり、開花は午前2時半以降であり、そして早朝の満開後だんだんと閉じる。夕方になり蕾となることもあるし、蕾にならないこともある。(開花の形は盃状、雄蕊は帯緑色から深緑、蜜の分布はとまる。乾燥して形は小さくなる。色は黄褐)。 7) 開花4日目には、夜半より次第に開いて午前8時以降に散華する。時には午後になる場合もある。微風雨により花弁は一時に落下する。 8) 雄蕊は小さく、黒褐色、果房、雌蕊(子房)も大きさを増す。直立した果方は横向となり、散花後1ヵ月にもなれば再び直立する。 みなさま、どうぞよい週末をお過ごしください!
by vimalakirti
| 2008-07-26 10:59
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