「五・七・五」の頭の五文字(冠題)を交代で出し合って、毎日、一句の交流です。
七月十八日(金曜日)
○
明日また 覚めて命が あるように みどり
明日に希望をつなぐといっても、なにはともあれ、「命あっての物種」 です。
○
明日また 今日はこのまま 寝てしまえ けいこ
いつもダラダラと時間を過ごしてしまい、うまく(?!)時間を無駄にしてしまいます。
明日の冠頭は 「
夏の朝」 でお願い致します。
知恵を求めるなら...
書物の山に分け入るより...
石の壁に対座して、
気の合った石に耳を傾けるほうがいい。
連載『ヴィマラキールティの教え』(76)
第3章39節(その2)
大徳ラーフラさん、出家とは、
(1)形なきもの(無色)であり、(2)形を離れたものであり、(3)知者たちによって称賛される涅槃への道であり、(4)すべての魔の征服者であり、(5)人間が進み行く道(地獄・餓鬼・畜生・修羅・人の五道)を超えていて、(6)対象を捉える目を浄らかにし、(7)正しい認識に至る力(五力)を獲得し、(8)外界の感受を可能にする五つの感覚器官(五根)が住するところ、です。
また、(9)他を害することなく、(10)悪法と交わらず、(11)外部の邪な主義主張に打ち勝ち、
(12)虚しい議論を超えています。
(<現代語で読む『梵文・維摩経』> 来週月曜日につづく)