「五・七・五」の頭の五文字(冠題)を交代で出し合って、毎日、一句の交流です。
七月十七日(木曜日)
○
あふれ出す 煩悩たちの エネルギー けいこ
私ってやつは、気は弱いのに、心の中の 「ぼんのーちゃんたち」 はめちゃくちゃエネルギッ
シュです。
○
あふれ出す 天のいのちに 貫かれ みどり
刻一刻のいのちの営みは、私の関わり知らない「いただきもの」で賄われている。不思議な
ことだなぁ。明日は、「
明日また」 で一句、お願いします。
暑さの中にも涼あり
今日も優に三十度を超える暑さでしたが、わずかに風が
あるので、いくらか過ごしやすかったです。
夕方、巣鴨駅近くの染井霊園を抜けるとき、空が高く青く、
その青いキャンバスに、白い雲がもくもくと浮かぶ姿に涼を
覚え、しばし自転車を止めて、空を眺めていました。
染井霊園は墓地とはいえ、案外、人通りが多いのです。
夕方はことに、愛犬の散歩をさせる常連さんで賑わいます。
ピンクのワンピースを着せられていたワンちゃん、ただでも
毛皮を着ているのに、大丈夫なのかしら... (^^;。
連載『ヴィマラキールティの教え』(75)
第3章39節
(39) 「大徳ラーフラさん、出家の功徳と利益は、あなたがなさっているような仕方で示されるべきではありません。
なぜなら、そもそも出家には功徳もなく、利益もないものだからです。
大徳ラーフラさん、因と縁から生じたものが転ずるところ、そこには功徳と利益があります。
しかし、出家とは因と縁から生ずるというものではなく、生じないものには、功徳も利益もあり得ないのです。
(<現代語で読む『梵文・維摩経』> 明日につづく)