「五・七・五」の頭の五文字(冠題)を交代で出し合って、毎日、一句の交流です。
二月二十五日(月曜日)
○春一番 インコは窓辺で お歌の稽古 みどり
風にしなる木々を見ながら、窓辺のインコとおしゃべり。 「フーちゃん、風、こわいねぇ。
ぴゅーって飛ばされちゃうよ。スズメさんたち、どうしてるんだろうね?」
○春一番 溜まった不満 吹き飛ばせ けいこ
こちらは昨日、大雪でした。春はもう少しですね~。
明日の冠頭は「過去は過去」 でお願い致します。
風の日の小鳥たち
風の強い日には、気にかかってしようがありません。
「スズメやカラスは、この突風にどうして耐えているのだろう」と。
あの小さな体でどうして吹き飛ばされないでいられるのでしょう? 「山上の垂訓」(「マルコによる福音書」6章25~34節)の一節が思い出されます。
空の鳥も、野の花も、
天の父なる神様が、養い装ってくださる。
小鳥たちは神様に守られているから飛ばされない...。
明日を思い煩うことなかれ
先のイエスの言葉は次のように続きます。
まして、人間を神様は、
もっと愛してくださっている。
だから、「明日のことは、思いわずらうな。
明日のことは明日自身が思い悩む。
私たちも空の鳥や野の花の沈黙にならい、明日のことは明日に任せ、思い煩うことなく、安んじて歩いていけたらなぁ、と思います。