四月十六日(月曜日)
○道しるべ 気にせず行こう我が道を けいこ
他人の思惑ばかり気にして進めないでいる私がいます。ひたすら我が道を進む勇気が欲しい
です。
○道しるべ 見ぬ世の友に耳澄ます みどり
「見ぬ世の友」と会うには、書棚に手を伸ばしさえすればよい。考えあぐねたら、静かに本を
読もう。道しるべは、目で見るだけでなく耳で聞くものでもある。
僕の前に道はない
僕の後ろに道は出来る
ああ、自然よ
父よ
僕を一人立ちにさせた広大な父よ
僕から目を離さないで守る事をせよ
常に父の気魄を僕に充たせよ
この遠い道程のため
この遠い道程のため
―高村光太郎 『道程』より
M市郊外のリハビリ病院へつづく道です。新緑の美しい季節です。夏にはやさしい木陰となって、病院へ通う人々の疲れを癒してくれます。