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突然、ブログ・デヴューした「冠句交信」ですが、「冠句」って案外知られていないかも知れ
ません。念のため、手元にあった『新明解国語辞典』を引いたところ、項目さえなく、『広辞苑』、『大辞林』には項目はあったものの、ほんの数行の記述しかありませんでした。 そこで、冠句について少しだけご説明させていただきたいと思います。 <冠句の起こり> 冠句は、元禄六年、京都に住む貞門俳諧師、堀内雲皷の興した新詩型の作句法。明治の初め頃には衰微していたが、明治二〇年代に入って、太田久佐太郎氏が冠句の掘り起こしにつとめ、昭和二年、冠句研究普及の機関誌、「文芸塔」を創刊。昭和四年、初めて世に知られざる冠句始祖を文献により決定、冠句体系を確立する。昭和九年、冠翁堀内雲皷の墓碑が太田久佐太郎らにより発見され、久佐太郎筆書の「日のめぐみ うれしからずや夏木立」(雲皷作)と、著名な芭蕉研究者である頴原退蔵博士の銘文を刻した句碑を、京都市富小路五条下ガル上徳寺内に建立。(以上「文芸塔」HP参照) <冠句のきまり> 一)俳句や川柳と同じように「五・七・五」の十七文字で作る。 二)俳句のような季語は特に必要としない。 三)冠題として頭の五文字が出され、この五文字に中七・下五の十二文字を付け完成させる。 四)切れ字(「や」「かな」「けり」など)は不要。 五)言葉はできるだけ現在の日常語を用いる。 六)冠句の面白みは、冠題と付句の間の「間」にある。即ち、冠題と付け句がどういうところで 連なっているのか、同じ五文字から読み人それぞれの世界が展開する。そこに冠句の 面白みがある。 <けいことみどり>は、交代で冠題を出し合い冠句づくりに励んでいますが、その主な目的は「相互の交信」にあり、冠句の腕は一向に上がっていないと思います。冠題もお互いに咄嗟のひらめきで選んでいます。しかし、五文字の下に七・五をつなげようとあれこれ考えているときに、思いがけない「心のアルバム」を開くような、あるいは「心の奥座敷」をのぞくような体験があり、一種のセルフ・カウンセリング効果があるかもしれないという感じはします。三年目に入ったこれからは、少し冠句の腕も磨かねば... なぁんて気はさらさらない、二人です。 「ともかくも 二人元気でどこまでも」 そんな気持ちで、<けいことみどり>は互いにおのれの鋤鍬を振るって、与えられた土地を 耕す毎日を送っています。
by vimalakirti
| 2007-04-05 15:41
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