2015年2月6日(金曜日)
「平和菌」を撒こう ― ケサランパサラン、コモパサラン♪
1月31日に「平和ボール」のことを書いたあと、わたしは思いました。
「
あのボールが空を飛んで、《平和菌》を散布できたら、すばらしい!」と。
《
平和菌》という言葉はふと浮かんだ思いつきでしたが、念のためにネットで
検索したところ、なんと「平和菌の歌」というものが既に存在しました!
作られたのはあの「
モノディアロゴス」の「
佐々木先生」です。
スペイン思想研究家で、長く東京の大学でスペイン語を教えていらした佐々木孝先生。
先生の詳しいご紹介は「
谷めぐみ〜スペインの心を歌う」でご覧になれますが―
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1939年北海道帯広生まれ。旧満州での生活を経て、福島県南相馬市で
中学、高校時代を過ごす。上智大学卒業後、スペイン思想研究家として活躍、
いくつもの大学で教鞭をとる。2002年、定年を前 に退職。父祖の地、
南相馬に転居。3.11の原発事故の後も、福島に住み続ける。
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退去命令にもかかわらず南相馬に住み続けて、ご自身のブログ「
モノディアロゴス」で情報を発信し続けている人として、新聞でも大きく取り上げられたことのある方です。ペンネームの「
富士貞房」でいろいろな著作も公開しておられます。「
富士貞房と猫たちの部屋」で作品を読むことができます。
平和菌の歌
作詞 富士貞房
作曲 菅 祥久
1
生まれは いずこか知らないけれど
その働きは いつかは分かる
柳眉逆立つ不美人さえも
これをはたけば 楊貴妃に
ケサランパサラン、コモパサラン
2
そのわけ 何にも分からんけれど
誰にも効き目は じわりと分かる
争い、もめごと、戦争さえも
これを被れば 茶番劇
ケセランパサラン、コモパサラン
3
見た目は カビと変わらんけれど
漂う芳香 いつかは気づく
虚勢や威嚇は ただそれ嗅ぐだけで
馬鹿丸出しの 猿芝居
ケセランパサラン、コモパサラン
4
原爆・原発 被った今も
懲りずに推進求めるアホは
ほんわか菌を浴びるがよろし
まことの幸せ 見えてくる
ケセランパサラン、コモパサラン
5
飛ばそ撒きましょ 平和の菌を
みごと咲かせよ 心の園に
あなたと私の垣根を越えて
国境線さえ 消してゆく
ケセランパサラン、コモパサラン
世界中を吹き渡る風にのって、
平和菌よ、どこまでも飛んでいけ〜!