2014年12月17日(水曜日)
そこここに拾いてゆかん「平和の句」
「指折り数えているようじゃ、どんなに苦労しても
駄句駄作」それは百も承知だけれど、やっぱり集めて
歩こうと思う。
どんなときに、どんなことに平和を感じるかを
「
五・七・五」で表現した一句を。
しばらくのあいだ、いつも「平和」に照準を合わせ、
「平和」のことを考えていたら、「
平和のタネとその育て方」
「
平和の材料とその作り方」が見えてくるにちがいない。
『
イカの哲学』(中沢新一・波多野一郎著
)の著者・波多野一郎さんが見出した
「平和のカギ」(a key for the Peace) はイカを単に食料として見るのではなく、
イカもわたしたちと同じに生きている「実存的存在なのだ!」と見ることだった。
それは本当に大事なポイントで、このことがよく分かっていたら、
「地球を我がものの」のように思って居丈高に、荒々しく、「開発」という名の「略奪」を続けて、シロクマの住処を奪い、アマガエルを消滅に追い込み、無数の命が循環しているジャングルを滅ぼすようなことはできないはずだ。
ましてや、自分たちの命はもとより、後々何万年にもわたって生きものの命を危うくするような「原発」に手を出すなんてこと、考えられようはずがない。
天を衝く大樹の祈りの細き声
祈りの歌(無名の南軍兵士の歌) by 三浦 久