2014年9月20日(土曜日)
JR板橋駅
昨日はヤギのいた小学校の道をもう少しまっすぐ走って、JR板橋駅にぶつかりました。
一度も利用したことのない駅です。一見して、どこか他の駅と違うと思ったのですが、
それは駅前に立っても電車が見えないこと。この駅は都内では珍しい地上駅でした。
駅前には「近藤勇墓所」の大きな看板が立っていました。
そこに立つ石碑にも「墓」の字がありますが、ここは実際には墓所ではなく慰霊碑です。
また、近藤勇とともに名を刻まれている土方歳三は函館と縁が深い人です。
近藤勇の処刑についてはたいへん血なまぐさい話が伝わっていますが、そのように無惨な最期を遂げた彼らの霊を慰めるため、新撰組二番組隊長・永倉新八や幕府典医で新撰組の検診医でもあった松本良順などによって、明治9年(1876年)にこの慰霊碑が建立されたそうです。
「近藤勇墓所」という物々しい看板の横に茂っていたやさしいフウセンカズラ。