2014年6月8日(日曜日)
少女セヴァンの訴えを今に
セヴァン・カリス=スズキは1979年、カナダ生まれの日系4世。
9歳でECO(子ども環境NGO)を立ち上げ、
12歳の時、ブラジルで開催された「地球サミット」に自分たちで旅費を集めて参加。
最終日に本会議で得た6分間のスピーチは、
後に「伝説のスピーチ」として世界中に紹介され、環境活動の象徴的存在となる。
どうやって直すのか分からないものを、壊しつづけるのはもうやめてください!
この少女の訴えに拍手喝采を送った政治家・企業人は少なくなかったはずです。
でも、その訴えは実行されず、直し方の分からないまま原発の建設も進められ、
大勢の人々を苦しませる結果を招いたことは周知のとおり。
宇宙船地球号の同乗者であるわたしたち、
動物も植物もみんな不思議に複雑につながり合っていて、
どの一つが欠けても、全体のバランスが崩れ、地球号存続の危機に陥ります。
この美しい星を失うのはあまりにも無念です。
地球を壊しつづけるのは止めましょう!
エネルギーだってモノだって、あるだけで十分足りています。
ベートーベン:ヴァイオリン協奏曲 第2楽章
*レイチェル・カーソンが大好きだった曲です。