2012年1月20日(金曜日)
飛行機雲の不思議
17日にご紹介した飛行機雲は、街の中のビルの真後ろから真っ直ぐ立ち上っていました。
空を横切る飛行機雲はよく見かけますが、地面から立ち上る飛行機雲ってどういうふうに
できるのでしょう?
気になって、「飛行機雲のでき方」を検索してみると、二種類の飛行機雲についての説明が
ありました。(HP「ひこうきとかんきょう」より)
①飛行機のエンジンから出る排気ガスが原因のもの。
→ 排気ガスの中には、水蒸気やチリがあります。水蒸気は上空1万メートルのマイナス50℃の
空気で瞬時に冷やされて雲となります。冬の寒い日に息を吐くと、息が白くなりますが、それと同じ
ことです。またチリは、水や氷の粒の核となり、さらに雲を作ります。
②飛行機の高速移動が原因のもの。
→ 飛行機は上空の空気を引き裂いて飛行しますが、その時にその場所の気圧が下がります。
気圧が下がると、気温も下がるので、そこでまた空気が冷えて、雲ができます。
「とすると、ビルの真後ろから真っ直ぐ飛行機が飛んだってこと?!」なんて、短絡的なことを思って
しまいましたが、写真ではビルの真後ろでも、実際はずっと遠いどこかですね。このビルの向こう
の飛行機が発着する所ってどこかしら?! 飛行場はなかったはずだが... とまた気になります。
ところで、この飛行機雲を見たのはよく通るスサノオ神社の前でした。
ここの狛犬は「子どもを崖から落とす獅子の親」 の姿で、いつ見てもすばらしいです。