2011年3月25日(金曜日)
何を見る ― 街角の石像
「あゝ、春だなぁ......」となんとものんびりした気持ちで、あてもなくぶらぶら歩きを楽しめる気分だった3月上旬の日暮れどき、
JR亀有駅で下車して、中川という川を越えて、京成金町駅まで
地図を片手にぶらぶら歩いたことがありました。
中川は、松戸-上野間を流れる3本の川(江戸川 ― 中川 ― 荒川)の真ん中の川です。
中川橋の袂で目を凝らすと、ここからもスカイツリーが臨めます(アップで)。
金町に近い住宅街の、人も通れないほど狭い路地をふさぐような格好で立っていたお稲荷さん。
地元のお店の人がお祀りしているものか、新しい油揚げもお供えされていました。
ふつうの民家が軒を連ねる道で、あるお宅の玄関先にこんな石像(?)が立っていました。
玄関に姿の見えたお家の方の許可をいただいて写真を撮らせてもらいました。
ほんとうはこの像のいわれなどお聞きしたかったのですが、その方はすぐにお家に
入ってしまわれました。半眼のようなこの人はいつ頃からここに坐っていらして、
何を眺めているのでしょう?
たんぽぽ/たんぽぽ食べて(「谷山浩子楽譜全集」より)
*谷山浩子さんがどういう方か知らないのですが、「荒地にも 強いタンポポ」 が
瓦礫の山にも 生い茂りますように... との祈りを込めてアップしました。