2010年8月29日(日曜日)
「蓮の音」の確認は来年に持ち越し
この夏、私が定点観測をした小さな池の蓮もいよいよ終わりになりました。写真は最後の花です。三日前の暮れ方に撮りました。今頃はもう散っているでしょう。
今年は結局、「蓮の花は開くときに音がするのかどうか」 は確認できませんでした。来年は作戦を練って、確かめてみたいと思います。
ところで、音が 〈
する派〉 と 〈
しない派〉 の有力な意見には次のようなものがあります。
〈音がする派〉
「朝毎に上野の不忍池では、蓮華の蕾が
爆音を立てて花を開いた」(川端康成 「帽子事件」)
「朝早く
ぱくりぱくりと蓮開く」(正岡子規)
「しずけき朝に
音たてゝ白き蓮の花咲きぬ」(石川啄木)
〈音はしない派〉
蓮博士・大賀一郎らによる実地検証では 「音はしない」 と結論した。
皆さんはどちら派? 私は、文学人の感性に一票投じたいと思います。
来年のレポートをお楽しみに!
うつくしいハスをご堪能ください!
○またまた、二胡ですが、ハスがあまりきれいだったものですから。お許しを...。