2010年8月19日(木曜日)
夏の元気花 ― ルドベキア
昨日、朝早くアジサイの枯れ花と枝を整理しました。木の根元に咲いていたのが写真右の花です。どこかからタネが飛んで来たのですね。
子どもの頃、野原でいくらでも見かけたので、雑草だと思っていたら、「
ルドベキア」 なんていうすてきな名前の花でした。
ワタシが子どもの頃、雑草と思って見ていたのは 「
オオハンゴンソウ」 というもので、その園芸品種がこの 「
ルドベキア」 らしいです。オオハンゴンソウって、漢字では 「
大反魂草」 って書く外来種らしいです。近年、繁茂し過ぎて、白眼視されてるんですって。気の毒ですねぇ。
オオハンゴンソウ: 北アメリカ原産。日本には、明治中期に園芸植物として渡来。逸出したものが1955年に確認され、今は全国に帰化、北海道・福島県・長野県・岐阜県で大群落がみられる。日光国立公園の戦場ヶ原・十和田八幡平国立公園就中奥入瀬渓流など、各地で在来の生態系に関わる被害が指摘されている。そのため
外来生物法(2005)により「特定外来生物」に指定され、一般の栽培は禁止、必要な場合は防除、とされている。(「跡見群芳譜(外来植物)」より)
下の写真は、向島百花園で撮影されたオオハンゴンソウです。
しばらく行っていない向島百花園、涼しくなったら、「萩のトンネル」 を見に行こうかな。
The music of Paganini - Sonata II