2010年7月25日(日曜日)
ショクダイオオコンニャク騒動
「世界最大の花」とされるショクダイオオコンニャクの開花情報はネットでも公開されていたようです。開花間近となった20日前後から小石川植物園(東京都文京区)の来園者はうなぎ上りに増加。
23日(金曜日)、午前7時40分の開花が報じられると、朝から来園者が殺到し、あまりの混雑に、午後には救急車と消防車も出動したという。そういえば、この日午前11時頃、西巣鴨駅の改札を通るとき、「小石川植物園に行ってももう入場できません」という看板が立っていた。
24日(土曜日)、同園は開園を午前7時に繰り上げ、入園者を1万人に制限したそうだ。
25日(日曜日)、小石川植物園のHPで、「ショクダイオオコンニャクは盛りを過ぎ、午後12時45分、花序付属体(中央の棒状の部分)が倒れ、開花が終了」と報じられた。
ショクダイオオコンニャクの展示は本日で終了。人工授粉実験が行われた花部以外は、
標本にされたようです。
追加情報: 小石川植物園の写真(↑)ではよく分かりませんが、下の写真で見ると、「燭台大蒟蒻」 という名前の由来がはっきりします。真っ白な蝋燭を支える「燭台」そのものですね。根には数十キロに及ぶ蒟蒻芋ができるというから、驚きです!