2009年11月27日(金曜日)
日本語になったサンスクリット語(その2) ― 伸るか反るか
再び「口耳の学」でお恥ずかしいのですが、「
のるかそるかの一発勝負だ!」 といったように使われる 「
伸るか反るか」 の語源が実はサンスクリット語です。これは 『広辞苑』 にも載っているので、既にご存知の方もいらっしゃるかと思います。
サンスクリットで
地獄・奈落のことをnaraka(
ナラカ)といい、
極楽・天国のことをsvarga(
スヴァルガ)といいます。「地獄に行くか天国に行くか」 という状況を表わすのに、「伸る」 と「反る」 という反対語が当てられたようです。ことばってほんとうに面白いですね (^ー^)ゝ。
*今日は最高気温18度が予想されています。どうぞすてきな金曜日をお過ごしくださいね。